報名費とは、
●中国の大学に支払う入学手数料
のことです。
これはほとんどの大学が必要としており、
金額も400元のところがほとんど。
ですから、
報名費自体では
大きなコスト削減は図れません。
問題は、その支払い方です。
中国の大学の口座に
日本から送金する。
つまり、
海外送金です。
これが高い!
普通の銀行は
まず手数料が安くても4,000円は取られます。
さらに銀行によっては、
相手側銀行の手数料で2,000円以上取られたり。
また、人民元でストレートに送金できず、
日本円を米ドルに換えて、
それを人民元に換えて送金する。
つまり、
両替手数料を二重に取られところが多い。
ですから、
送る報名費よりも、
送金手数料のほうが高くなっちゃうんです。爆
手数料でいえば
一番安いのは郵便局です。(2,500円)
ところが、
郵便局では中国への人民元送金はできません。
米ドルだけです。
中国の大学は
3年くらい前までは
報名費を米ドルで送れました。
ですが、
最近では米ドルで送れる大学は皆無です。
だから、郵便局は使えない。
じゃあ、どうするか?
●現地に着いてから報名費を払う。
こうすれば送金手数料はゼロですみますよね。
問題は、
それをどうやって中国の大学に伝え、
いかにして了承してもらうかです。
特に上海など都市部の大学ではハードルが高い。
入学申請をすると、
大学はビザ取得に必要な書類を送ってきます。
で、
この書類でビザだけ取って、
実際には留学せず、
不当に中国に滞在する。
こういう偽造留学生が都市部で増えています。
大学がビザ関係書類を作るには
当然、手間ひまと費用が発生します。
それで結局、留学しないとなると、
大学側はまるまる損。
そのため、
●報名費を入金しないとビザ書類は出さない
という大学が
都市部を中心に増えてきています。
前回、申請書類でのバトルをお話しましたが、
「中国留学情報」は報名費でもバトルしてます。笑
「現地到着後払いで良いじゃんか!」
「うちのお客さんは今までノートラブルだろ!」
「分かった。もし実際に留学しなかったら、うちが報名費払うよ!」
ほとんどの大学は、
弊社のお客様については現地払いで了解してくれるのですが。
一部ですけどあるんですよね。
事前払いじゃないとダメ!って大学が。
そういう大学については、
お客様から弊社の日本の口座に日本円で払ってもらい、
弊社が人民元で中国の口座に振り込む。
という方法を採っています。
日本の口座への振込みであれば、
数百円ですみますから。
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【今週のまとめ】
1) 報名費の海外送金は手数料が数千円かかる
2) 現地払いにしてもらうように交渉すべし
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